今回紹介するのは、 Photoshop で多重露光風に写真を編集する方法。重なり合った画像が透けて見えるようなイメージ。
英語では、”Double exposure”と検索すればたくさん作品が出てきて、とても凝った作品も多く一度ググってみてください。
幻想的でかっこいいイメージが出来上がります。
解説はwindows向けのショートカットキーも紹介してます。あと、英語の方が分かりやすいので、Photoshopの画面設定は英語にしています。
英語の勉強も兼ねて、設定を英語にしてみてはいかがでしょうか。慣れると日本語に戻れません。
完成品はこちら
ミスって消してしまったので、ツイッターに上げた画像しか残ってません。。。
旅ができないので、最近はフォトショップやイラストレーターそしてプログラミングの勉強
勉強しつつ、新しくブログとyoutubeチャンネルも立ち上げて解説を始めた。小出しにしていきます!フォトショップ勉強中の方は参考になる部分もあるはず!
明日は多重露光風の編集動画を作る。#フォトショップ pic.twitter.com/G8wEDIbViI
— アイ:絶景プロ/メキシコにてノマド旅中 (@aiindigo2) May 11, 2020
解説動画も作ってみた
今回使える水面の無料ブラシ
背景を消してディープブルーのレイヤーを入れたい
選択ツールで人物を選択
背景を消してブルーの背景に変えたいので、人物にマスクを掛ける。
まずは人物を選択。使うのはお馴染みのクイックセレクションツール。
毛のある場所は選択するのは難しいけど、解決法はあります
“Select and Mask”を選択。
新しい選択専用のウィンドウが出る
左上の”Refine Edge Brush Tool”にして、毛の上を選択していく。これで、細かい毛のような部分も、いい感じに選択してくれる。
これで選択が終わった。
選択が終わったらOK
選択が終わったらOKを押して、選択した範囲をもとの画面に出す。
マスクを掛ける
戻った画面で、マスクを掛ける。右下のマスクマークをクリック。
背景に新規レイヤーを入れる
深い水を表現したかったので、背景にダークブルーを入れた。
別の画像を重ねる
上に重ねる画像は鯉の画像
画像のすべてを選択して、移動ツールで女性の画像のタブへドラッグ。
全て選択のショートカットキー:Ctrl+A
重ねた状態
これで重なった。デフォルトは透明度が100%になっていて、下の画像が見えないので、少し透過させて下の画像を透けて見えるようにした。
位置を整える
好きな位置に上にかぶせる画像を配置して、エンターを押して確定する。
鯉の画像を人物の中に入れたい
上の画像もマスクレイヤーを使う
鯉の画像が、全体的にかかっているので、こちらの画像にもマスクを掛けたい。ALTキーを押しながら、下のマスクを上のレイヤーにドラッグする。
レイヤーを複製
下の女性のレイヤーを複製して、一番上にくるレイヤーにする。
複製のショートカットキー:Ctrl+J
レイヤーをスクリーンにした
色味が変わるので、描画モードを変える。今回はスクリーンにした。
人物の色が強すぎる場合
ここで、思った色にならない場合も多い。そんな時は、”Fill”や”Opacity”を変えて調節してみよう。
彩度も変える
この辺りは完全に個人的な好みですが、彩度を落とし、もう少しダークなイメージに仕上げていきたい。
顔にかかっている1匹の鯉を消したい
鯉が浮き上がってきたので顔にかかっているのが気になる
鯉の画像のマスクを選択する。
この時に、ブラシは♯000の真っ黒にしないといけない。そして、黒で、目の上を塗っていく。
修正したい場合
塗りすぎてしまっても慌てない。描画色を白に変えて、修正したい部分を再度塗ると、元に戻る。
背景色と描画色を入れ替えるショートカットキー:X
水面のレイヤーを重ねる
水面は無料ブラシツール
無料でダウンロードできるブラシツールを使って、水面を出す。
ブラシを配布してくれているサイトはこちら:https://www.brusheezy.com/brushes/57861-20-sea-water-texture-ps-brushes-abr
透明度を下げる
水面を作ったら、色がだいぶ濃かったので、”Opacity(透明度)”を左に下げて、うっすら見えるようにした。
白い水面も
色を白に変えて、白い水面もかけてみた。この辺は、全て好みです!
最後にブルーのエフェクト
水面が終わったら、最後に一番上にブルーをかけた。ブルーのレイヤーを作って、透明度を下げる。
完成!
これで完成です。
ではまた~
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