現在50%オフのセールを開催しているAffinity PhotoやAffinity Designer!!!
まだまだ新しいソフトで、改善して欲しい部分の多いけれど、使いやすい機能も沢山盛り込まれていてこれからが楽しみなソフト。
今回は、Affinity Photoの入門の入門ということで、
- 新規作成
- 編集画面の構成
- 言語の変え方
- ファイルの開き方
- 切り抜きの仕方
- 調整(色調補正)
- レイヤーの使い方
- 選択範囲の使い方
- レイヤーマスク
- インペインティングブラシとは?(超便利機能)
- エクスポート
これらをざっくりと紹介していきます。知りたいものが入っている場合は一気に目次から飛んでください。
解説動画
解説
新規作成1
まずはこれがないと始まらないので、”新規作成”。
affinity photoを開くと、現れる小さなタブの右下に”新規ドキュメント”というボタンが現れるのでそちらをクリック。
ご丁寧にプリセットも用意されている。
自作のプリセットを作るには、レイアウトの+ボタンをクリックする。
直ぐに”自分のプリセット”の中に生成されるので、自作プリセットの名前を変えたい場合は、右クリックをすると”プリセット名の変更”が出るので、そちらから。
削除も同様。
名前を入れて、OKを選択。
新規作成2
もう一つの方法は、
から新規作成できる。
編集画面の構成
新規作成をすると編集画面に切り替わる。
- メニューバー
- ペルソナツールバー
- ツールバー
- ツールパネル
- スタジオ
スタジオの中には、
- 32ビットプレビュー
- アセット
- エフェクト
- カラー
- グリフブラウザ
- スウォッチ
- スコープ
- スタイル
- ストック
- スナップショット
- ソース
- チャンネル
- テキスト
- スタイル
- ナビゲーター
- ヒストグラム
- ブラシ
- マクロ
- メタデータ
- ライブラリ
- レイヤー
- 一括処理
- 情報
- 段落
- 調整
- 文字
- 変換
- 履歴
このようにありとあらゆる機能が、スタジオの中に盛り込まれていますね。
言語設定の変え方
編集の中から環境設定を選択。
左上にある一般をクリック。
一番下に言語というタブが出てくるので、自分の好きな言語にここで変えることができる。
右下にも書いてある通り言語を変えるには、再起動が必要です。
英語設定からだと、
から変更可能。
開く
PC の中にあるファイルを開くには、ファイルの中から開くを選択。
そうすると PC の中のファイルが開かれるので 開きたいファイルをダブルクリックもしくは 選択してオープン。
切り抜き
写真の切り抜きツールは ツールパネルの上から4番目。
歯車マークを開くと、 初めからプリセットが入っていて、この用意されている項目の中から選ぶこともできる。
歯車マークの右にあるモードの中には
- 制約なし 比率が自由に選べる
- 元の比率
- カスタム比率
- リサンプル
そしてその右の部分に数字を打ち込んで、自分の好きなサイズに合わせることができる。
縦横比を変えたい時は”回転”。
写真を水平にしたい場合は傾き調整をクリックして調節。
グリット にもいくつか種類が あります。
- 3×3グリッド
- 黄金らせん
- 対角線
1.3×3グリッド
基本の3×3グリッド。
2.黄金らせん
使ったことないけど、、。
3.対角線
これもどうやって使うんでしょう。基本的に私は3×3グリッドが一番使いやすいと思って多用しています。
切り抜きを終わらせたい場合
キーボードのエンターを押すか、左にある適用ボタンをクリック。
調整
Photoshop の色調補正のような機能を果たすのが、こちらの調整。
レベル調整を開いてみました。黒レベル白レベルといったような調整ボタンが現れます。
次にトーンカーブを開いてみました。 トーンカーブはとても便利な機能なので、もし使ったことない人は一度使ってみてください。
色調補正の項目ごとにレイヤーが追加されています。
レイヤーの右にあるチェックを外すことで、オンオフをすることができます。
新規レイヤーの追加
新規のレイヤーを追加するにはレイヤーパネルの右下にあるエクセルレイヤーの追加をクリックします。
もしくはショートカットキーを使って追加しましょう。
レイヤー自体の不透明度を変えるには、レイヤーパネルの上の方にある不透明度という部分のバーを右左に移動させる。
不透明度の右側にあるのが描画モード。
合成の時に使える便利な機能がたくさん入っている。
選択範囲の使い方
部分的に編集したい時に必ず使うのが、”選択ツール”。
選択ツールも色々あるので、まずは基本的なものを紹介します。
色が違うところを判別してなぞったところを選択してくれる選択ブラシツール。
四角形や円形に切り抜きたいときなどに使えるツールが、ここに入っています。
では、ここにある人物(私)を複製してみましょう。先ほどの選択ブラシツールでざっくりと選択します。
選択もできたらctrl+Jで選択範囲を複製。
移動ツールで移動させると、私が複製されて二人になりました。
細かく選択範囲を指定する場合
境界線が曖昧な場合は、 選択範囲をより絞って 細かく作業していけ 細かく作業していかなければいけない場合も多々ある。
altを押しながらクリックすると、はみ出した部分を修正することができる。
ツールバーにある調整ボタンで、より細かな作業ができる
境界線にぼかしを入れたり滑らかにすることも可能。
マットは、髪の毛などのとっても細かい作業の時に使う。
前景は選択範囲の中に入れたい時に、後景は選択範囲の中に必要のないバックグラウンドを選択したい時に。
レイヤーマスクとは
レイヤーの上にレイヤーマスクをかけると、魔法の様なことができるようになる。私はレイヤーマスクの意味を理解するまでちょっと時間がかかったんだけど、一度分かれば簡単。
まず、シェイプを描いてみましょう。その上に、レイヤーマスクをかける。ボタンは、レイヤータブの一番下の左の方にあります。
マスクレイヤーを選択した状態で、ブラシツールを使ってマスクをかけていく。
使う色は、黒と白。
黒:穴を開ける・画像を消す
白:穴をふさぐ・画像が現れる
といったイメージ。
ブラシサイズはメニューバーの左側で調節。
パレットの描画色と背景色はXを押せば反転して、Dを押すと白黒(デフォルト)になります。
インペインティングブラシツール(スポットヒーリングツール)
フォトショップでよく使うスポットヒーリングツールが、Affinity Photoではインペインティングブラシツールという機能として入っています。
ブラシを選択して、消したい部分をポンポンっとクリックしたりドラッグして塗りつぶすだけ!
エクスポート
最後にエクスポート!!
を選択。
エクスポートできるファイルの種類は、
- PNG
- JPG
- GIF
- TIFF
- PSD
- SVG
- EPS
などなど、この辺りが一番メインで使われるファイル形式かと思います。
Affinity Photoのオリジナルのファイル形式で残したい場合は、
ファイル>保存
ショートカットキー:Ctrl+S
で保存が可能。