Affinity Photoの1.9に追加された新機能で、ベクターブラシや画像から簡単に、しかもライブでパターンが作れてしまいます。
シェイプから作るには、少し別の方法が必要なので、それも解説していきます。
さらに、作ったパターンレイヤーにマスクをかける際に注意したいポイントも、まとめてあります。
Youtube動画
パターンの解説
初めに基本的なパターンの作り方
メニューバーのレイヤーから新しいパターンレイヤーを出します。
”新しいパターンレイヤー”というタブが出たら、適当に数字を入れます。
今回は新規作成した時に、横幅が1280ピクセルの新規ファイルにしたので、縦横が300ピクセルずつの正方形で作っていこうと思います。
ブラシツールにして、ファイルの上にカーソルをやると、すでにライブになっていることが分かるはずです。
適当にブラシツールで、パターンを作りました。
移動ツールにして、サイズを変えることも可能です。
シェイプツールを使ってパターンを作る場合
ベクターブラシではなくて、シェイプツールを使う時は少し別の方法を使います。
先ほどと同じように、新しいパターンレイヤーを開いて、数字を入れ込みます。
入れ込んだ数字のサイズの四角が現れます。
シェイプツールで、好きなシェイプを入れ込んでいきます。
しかし、先ほどのようにライブでパターンができるわけではありません。
レイヤーの中から”下のレイヤーと結合”を選択します。
レイヤー>下のレイヤーと結合
ショートカット:Control + E
これで下にあるパターンレイヤーと結合されてパターンとして認識されたはずです。
写真からパターンを作成する
次に写真からパターンを作ってみたいと思います。
写真の画像を開いて、
これで写真全体がパターンになります。
画像を部分的にパターンにしたい場合
下記の写真のように部分的にパターンにしたい場合は、もうひと手間加えます。
選択ツールでパターンにしたい部分を選択します。
綺麗にパターンになるような部分を、慎重に選択。
先ほどと同じように
移動ツールで動かしてみると、綺麗に出来ているか分かりますよ。
パターンレイヤーをマスクする際の注意点
先ほど作ったパターンを、壁紙として使ってみようと思います。
パターンを配置したい部分に選択ツールで選択。
先ほどパターンを作ったファイルから、コピーしてペーストします。
マスクをかけて、電灯の部分だけパターンがかからないようにしました。
パターンが小さいので、少し大きくしようと思ったら、マスクまで一緒に大きくなってしまいました。
そんな時にはパターンレイヤーとボタンレイヤーの子供であるマスクレイヤーが一緒になってしまっているので、
メニューバー下にある”子をロック”にチェックを入れてみてください。
これでチャイルドレイヤーであるマスクが、独立して動くはずです。