お久しぶりです!ご無沙汰しております。
なかなか忙しくてアップデートできませんでしたが、少し余裕ができたので、今回は透かしの一括処理について解説きたいと思います。
一括処理とは、一気に同じ作業を自動で繰り返してくれる機能。
本来Batchは、一団とか塊をあらわす言葉。
Youtubeで解説
Affinity Photoで透かしを一括で入れる方法を解説
はじめに注意点
今回紹介する方法は、同じサイズの画像にしか処理ができません。
Photoshop で同じような作業をする時には、ベースになる画像と、透かしにするレイヤーを一緒に選んで右揃え下揃えにする方法ができました。
しかし、affinity photoは(現在はまだ)同時に複数のレイヤーを選ぶことはマクロの中ではできない様子。
もし別の方法があれば、教えて欲しいです!では前置きが長くなりましたが、解説始めます。
画面に必要なものを出す
まずは画面上に必要になる、ライブラリーとマクロを表示させる。
- ライブラリー
- マクロ
表示>スタジオの中に入っています。
マクロを起動させる
マクロのウィンドウが出てきたら、左上にある赤いボタンの”Start Recording/ 記録を開始”をクリックして、マクロにアクションを記憶させて行きます。
使いたい透かしを配置します。
背景が透明なpng画像を使用しました。
お好みで不透明度も調整。
これでマクロの記録は終了です。
マクロの記録を停止させライブラリに保存
先ほど記録の時に使用した赤いボタンの右側にある停止ボタンの、記録の停止を選択。
作ったマクロをライブラリに保存する必要があるので、右から3番目のアイコンの”Add to library/ ライブラリに追加”をクリックする。
別のウィンドウが出てくるので、わかりやすいように作ったマクロに名前を付けます。
これでライブラリを見ると、新たにマクロが追加されていると思います。
ちゃんとできるか別の画像で確認
では別の画像で確認してみましょう。
新しい画像を開いて、作ったばかりのライブラリーの中のマクロをクリック。
一瞬で透かしが!なかなか感動的ですよね。
一括処理を開始
最後にこれを一括処理してみましょう。
”File>New Batch Job / ファイル>新規一括ジョブ”を選択します。
一括処理の画面が出てくるので、まずは一括処理を施したいファイルを全て選びます。
下の方にある”Add /追加”を選択。
ポップアップで自分のPCフォダが表示されるので、画像を選んでいきましょう。
次に一括処理をした後の保存先を選択します。
上に表示されているオプションは同じフォルダ内に保存する。
これだとオリジナルファイルに上書きされてしまうので、私は別フォルダーを作って2番目の別フォルダーに保存します。
Save into original location/ 元の場所に保存
Save into/ 保存先: 別フォルダが選択できる
2番目のオプションをクリックすると、またポップアップで自分の PC のフォルダ等が表示されるはずです。
保存先を選びなおしたいときは、右の方のちっちゃい点々が3つ並んだアイコンを選択して、再選択してください。
次にどんなファイル形式で保存したいかを選択。
今回は JPEG のみで保存したいと思います。
ここでリサイズも可能。
W: Width / 横幅
H: Hight / 縦
WとHはそれぞれ、横と縦サイズを表していてどちらか一方に入れると、勝手に同じアスペクト(縦横比)でリサイズされます。
一気にリサイズしたい時、これはとても便利。
次にマクロを選択。
選択するだけではなく必ず下にあるapplyをクリックして、右側のウィンドウに入るようにしてください。
最後に OK を押すと、一括処理が実行されます。
これで選択したすべてのファイルに、同じ様に透かしが追加されました。
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